~眠れない夜を過ごすあなたへ~
眠れない夜はつらいよね。
私も経験してきたからわかるよ。
つらいなんてもんじゃないよね。
恐怖。
夜がくる恐怖。
「また今日も夜がやってくる..」
夜明けまでの、長いながい戦い。
一人で孤独に耐え、ただひたすらジッと暗闇で待つ。
なんとか眠ろうとするけど、なんともならない。
「明けない夜はない。あけない夜はない」
「夜明け前が一番暗い」
毎晩自分に言い聞かせていた。
漆黒の闇の中、
出口がみえないトンネルの中、
どこまで頑張ればゴールがみえるのか、
あまりにも長すぎるトキに
疲弊し、
もがき、
あきらめ、
何のために生きているのか
意味さえわからず、
ただただ生きていたあの頃。
病院へ行けば、多分ウツと判断されただろうけど、
病院へ行く気力さえもなく、
ただただ子どものためだけに生きていた。
ある日、突然目が覚めると朝だった。
あの日の感動をきっと忘れない。
眠れることのありがたさを忘れない。
日常で普通に当たり前にできていることって、
何一つ当たり前ではないのかもしれない。
朝目覚めて、
ごはん食べて、
子ども達に「いってらっしゃい」と声かけて、
「家事きら~い」なんてぶーぶー言いながらも、
お気に入りの音楽を聴きながら洗濯ほして、
仕事して
お昼ごはんたべて、時には友達とランチして、
子どもたちに「おかえり~」と一緒におやつ食べて、
晩ご飯食べながら話聞いて、
お風呂入って、「ふ~っ今日もよくやったなぁ」とベットに入る。
それぞれの人の生活があって、それぞれのドラマがある。
当たり前のように朝がきて、
当たり前のように夜がくる。
でも当たり前のような奇跡。
眠れることが”当たり前でない”と知ってるあなた。
【夜が明ける前が一番暗い】
今は漆黒の時かもしれない。
だけど夜明けはもうすぐかもしれない。
あきらめないでね。
とどまり続けようとする人を連れ出すことはできないけど、
自分で出口をみつけようと決心できたら、
光が差し始めるから。
朝はかならずやってくるものだから。